海外から帰国されたご夫妻。ご主人がお持ちのマンションに入居となりましたがとにかく間取りが悪く住みにくそう。そこで、思い切ってリフォームを決意されたようです。「とにかく、部屋が狭いのが一番いや。アメリカにいた時は、パブリックな空間とプライベートな空間を分けていたので、今回も同じようにしたい」というご要望にお応えしゆったり空間を実現しました。
キッチンは人が集まるLDとのコミュニケーションを保てるように対面式スタイルにしました。LDKが広くなったことで、寝室全体が見違えるほど明るくなりました。
お正月や節句など、日本のセレモニーも行えるように、LDKに和風コーナーを設けたいというご希望をかなえるために、ひとずつ分かれた畳のユニットを置いて、和風空間を実現。このユニットはチェストにもなっているので、収納力の強化にもおおいに貢献。また、冬には真ん中の半畳分のユニットをどかして、掘りごたつにすることもできます。 |
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①和室と1部屋と洋室2部屋をつなげて、広々としたLDKに。間仕切り壁がなくなった。日本的なコーナーも必要とあって、半畳と一畳のパーツに分かれた畳ユニットをLDKの一角に置いた。 |
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②可動式の畳ユニットは、畳の部分がフタになったチェストでもある、大きな物も入るので布団の収納などに使うと便利。 |
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③和室コーナー側からリビング側を見たところ。本の置き場所がなかったため、壁面いっぱいに収納棚を造りつけた。見せる収納として、室内のアクセントにもなっている。 |
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④台所仕事しながら、LDKにいる人たちと対話できるように対面式キッチンに。配水の関係で床をLDより一段高くしなくてはならなかったが、かえってこの方がキッチンの使い勝手がよくなったと奥様は言う。 |
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⑤巧みに梁をよけてウォールキャビネットを取り付けスペースを有効に使っている。システムキッチンはサンウェーブ。淡い色合いが気に入っているとか。 |
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⑥LDKの一角、キッチンの直すぐそばに洗濯コーナーがある。扉で隠れてしまうので、この位置にあってもLDKの美観を損なわない。 |
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