中古マンションや住宅の改装には不安がつきもの。
1.信頼できる中古マンションのリフォーム業者を選択するには
中古マンションや住宅の改装については、これだけ知っていれば確実ということはないのですが、
以下の点を調べればほぼ安心な業者ということが分かると考えられます。
1. 建設業許可を持っているか
請負金額が500万円未満の軽微な工事のみを請け負って営業する場合を除き、業者は建設業許可を取得しなければならないと法律で定められています。
許可の取得には、技術者実務10年以上など厳しい経験年数と有資格者の設置が求められます。
中古マンション等の改装の実務経験が少ない、実績が乏しい業者は許可されないので建設業許可の有無は重視したほうがよいでしょう。
2. 社歴が長い
社歴が長い、長年営業しているということは、信頼性の証明です。
許認可を持っていてもいい加減な仕事をしている業者は信頼を失い、そのうちに中古マンションのリフォームという業務から撤退したり倒産することになります。長年営業しているということはお客様の支持を集めている証拠であり、中古マンションや住宅の改装を依頼するうえで最も安心できる指標だと言えるでしょう。
3. 工事実績や実例をホームページで確認する
ホームページが普及した現在では、殆どのリフォーム業者がホームページを持っています。しかし、ホームページが立派でも中古マンションや住宅の工事実績が少ない、実例が掲載されていない業者は避けたほうが無難です。また、実例を確認することで、ある程度のデザイン力などは分かりますので参考になるでしょう。
4. 口コミを確認する
実際に中古マンションの改装を行ったという人からの評判は、情報源としてかなり正確性が高いものです。近くにその業者を使って改装を行った人がいれば、話を聞くのはいいでしょう。身近に聞ける人がいない場合にはヤフーの知恵袋などを参考にしてみるのも一つの方法でしょう。
5. 施工現場を見学する
できれば施工した中古マンションや施工中の現場を案内してもらいましょう。場合によっては施主の評価が直接聞けるかも知れません。
6. 工事の保証を確認する
工事保証制度のない工事しっぱなしリフォーム業者は危険です。リフォーム後に工事保証書を発行する業者であれば信頼できます。定期点検などアフターサービス体制が揃っている会社はなお安心できる業者です。