- リフォームのダイチHOME > リフォームコラム
- > 床 > 床暖房リフォームで失敗しないための注意点
床暖房リフォームで失敗しないための注意点
床暖房にあこがれている家庭は少なくありません。
数ある暖房のなかでも、足元から温めるタイプのものなので、部屋全体が均一にじっくりと柔らかな暖かさに包まれることで人気があります。
しかし、床暖房のリフォームをおこなえば、全てが満足につながるというわけではありません。
工事を行うからにも費用がかかり、他にもデメリットもあります。
では失敗しないためには、何を行ったらいいのでしょうか。
まず、床暖房が適した住宅と適さない住宅があることを覚えておきましょう。
特に言われているのが、設置面積20畳以下、フロアー材が12ミリ以下、床下に断熱材が敷かれている場合が適した条件でしょう。
もし、床下に断熱材が敷かれていない状態で床暖房のリフォームをしたらどうなるのでしょうか。実際に使用することができ、床を温めることができますが、どんどん床下に熱が逃げてしまいます。
そのため、床が暖まりはするものの、ガスや電気などの光熱費が非常にかかってしまうという事態が発生してきます。この場合は、断熱材を新たに入れるなどの対応策が必要になってきます。すべてを床暖房で賄うのは経済的に不効率なことが多いため、他の暖房手段の併用も考えておいたほうがいいでしょう。
また、それほどの温度でなくても、気が付かないうちに低温やけどになるケースもあるので、その点も留意する必要があります。
