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施主支給でお風呂のリフォームの費用は安くなるか
新築時はお気に入りのお風呂であっても、年月を経てみるとだんだんと状況が変化してくるもの。
器具や排水口の歪みや角部分の黒ずみなどが目立ってきたり、家族の高齢化によってバリアフリー設備の設置などのリフォームを余儀なくされることがよくあるものです。
しかしこのリフォームをそのままリフォーム業者に依頼すると、
あらかじめ決められた建築材や設備などを利用することが前提となって、自分の思い通りの仕上がりにならなかったり、
中間マージンなどの発生で費用がかさんだりと
いったことが往々にして生じるものです。
そこで注目を集めているのが施主支給というリフォームの方法です。
これは依頼者自身があらかじめ建材やお風呂設備などの住宅設備を自前で購入した後、リフォーム業者にはこれらを用いた工事のみをお願いするといった方法です。
通常のリフォームでは価格の不透明感がある建材や住宅設備を施主が自ら調達することによって、卸値に近い額でそれらを入手することができる場合があります。
また、展示品処分といった理由により格安なユニットバスが手に入るというケースもあります。
リフォーム業者によるマージンが発生しないので、費用を抑えることが可能となるケースが多いと言えます。
なおかつ、自分の本当に納得いくデザイン性や機能性を持った建材や設備を妥協せずに選ぶことができるのも施主支給の優れたポイント。
すべてを任せきりだったこれまでとはひと味違う、まさに新時代の賢いやり方ということができるでしょう。
しかし、注意があります。
あくまで施主はプロではないことに注意しましょう。
購入した住宅設備や建材を設置することができなかった場合のリスクは、施主が負わなければなりません。
施主支給でのリフォームにはリフォーム業者の協力が必要となります。